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授業の目標 |
水産生物を利用するために必要な手段としての漁具の特性および対象種の行動と測定手法に関する高度な専門知識と最新の研究成果を紹介し、工学的な解析に必要な材料力学、運動力学、流体力学および数学に関する応用知識を解説する。
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到達目標 |
1.現象を力学的にとらえることが出来る。 2.ニュートン力学による微分方程式を組み立てることができる。 3.微分方程式の解析解を求めることが出来る。 4.実験における相似則を説明できる。 5.運動と行動における数学モデルを組み立てることができる。
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授業計画 |
1.漁具に働く流体力とその測定方法および解析方法 2.漁具の形状を表す微分方程式とその数値解法 3.数値解法に必要となるプログラミング言語の実習 4.漁具の模型実験と模型法則 5.漁具の動的運動の数値シミュレーション 6.対象種の運動と行動の数学モデル |
準備学習(予習・復習)等の内容と分量 |
予習:参考書により以下の事項について調べる。1. C言語の文法、2. 数値解析の方法、3. 漁具の物理学、4. 魚の行動の調査方法 復習:講義で理解できた事項と不明な事項を明確にしたノートを作成する。講義で説明されたプログラムの作成と実行を行い、プログラミング技術を習得する。 |
成績評価の基準と方法 |
出席率により受験資格を絞り,期末試験により評価する。 出席率が60%を下回る者は受験資格を持たない。 また,授業内容の理解を深めるための演習課題を適宜行う。 試験は,問題についての基礎知識を持っているか,記述が説得的・論理的に行われているか,物理数学の応用がされているかを基準に判断する。 期末試験における成績が,90点以上:秀,80点以上:優,70点以上:良,60点以上,可。ただし,演習課題の成績がよければ65点以上:良,50点以上:可。 |
テキスト・教科書 |
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講義指定図書 |
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参照ホームページ |
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備考 |
参考書:「漁具物理学」(松田 皎編著 成山堂) 「漁業解析入門」(川上太左英著 恒星社厚生閣) 「水産物理学」(田内森三郎著 成山堂) 「常微分方程式モデル入門」(V.V.アメリキン著 森北出版) 「偏微分方程式の数値シミュレーション」(登坂宣好他著 東京大学出版会) 「生物の動きの辞典」(東 昭著 朝倉書店) 「イルカに学ぶ流体力学」(永井 實著 オーム社 テクノライフ選書) |
更新日時 |
2009/03/24 16:11:45 |