北海道大学シラバス
科目名[英文名]
演習Ⅱ  Seminar II
講義題目
 
責任教員[ローマ字表記](所属)
中村 研一[Kenichi NAKAMURA](大学院公共政策学連携研究部) 
担当教員[ローマ字表記](所属)
中村 研一[Kenichi NAKAMURA](大学院公共政策学連携研究部)
鈴木 一人[Kazuto SUZUKI](大学院公共政策学連携研究部附属公共政策学研究センター)
中島 岳志[Takeshi NAKAJIMA](大学院公共政策学連携研究部)
 
科目種別 法学部専門科目  他学部履修等の可否 不可 
開講年度   2009  開講学期 2学期  時間割番号 009195 
授業形態 演習  単位数 3  対象年次 34 
対象学科・クラス   補足事項  
 
キーワード検索
グローバル化、国家、社会、官僚制、政策決定過程、世論形成過程、グローバルな金融危機、貧困問題、アジアの安全保障、環境問題、社会保障制度、食糧問題、メディアと権力の関係
授業の目標
本講座は、すでに数年の歴史を持つに至った実験的な演習である。本年度は全体のテーマを「グローバルな危機の下にある国家と社会」とし、毎回異なる課題やイシューをテーマとして取り上げ、招聘スピーカーを交えながら、国際的な諸課題と日本が直面する問題について検討する。
到達目標
本講座によって到達する目標は二つある。一つは様々な政策的課題や争点に関する理解を深め、何が起こっているのかという背景と仕組みを理解することである。例えば、グローバルな金融危機、貧困問題、アジアの安全保障、環境問題、社会保障制度、食糧問題、メディアと権力の関係などについて、幅広く現代的な問題を取り上げ、それらに関する考察を深める。
 二つ目は、実際に政策決定過程や言論形成過程に関わる個人から直接話を聞くことで、普段は「国家」や「官僚制」や「メディア」という抽象的な言葉に隠れてしまう人々の活動を理解し、全体のシステムの中で個人がどのような役割を果たしているかを理解することである。それは、自分が社会の中でどのような位置に存在し、卒業して社会人となっていく中で、自分がどのような役割を担うのかをイメージすることにもつながる。
授業計画
招聘スピーカーの選定や日程の調整は最終的に9月に確定するため、それまで具体的なプログラムを提示することは出来ないが、昨年度までのプログラムはhttp://www.hops.hokudai.ac.jp/symposium/workshop.phpで見ることが出来る。参考にしてもらいたい。
準備学習(予習・復習)等の内容と分量
第一回目の講義で参考文献を指示するので、毎回の講義を受講するに当たり、参考文献を事前に読了すること。
成績評価の基準と方法
招聘スピーカーとの討議が中心であるが、受講生は単に話を聞くだけでなく、スピーカーに対して質問するなど主体的に関与することが求められる。受講生は講座終了時までに自ら選んだテーマについて問題点とその解決策を論じる学期末レポートを提出する。また、遅刻者に対してはペナルティを課すこともある。
テキスト・教科書
第一回目の講義で指示する。
講義指定図書
参照ホームページ
http://www.hops.hokudai.ac.jp/symposium/workshop.php

備考
更新日時
2008/12/18 17:56:19