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キーワード検索 |
フィールド、体験型、環境科学、人文社会科学 |
授業の目標 |
北大における調査研究は、理系・文系ともに、研究室・実験室ではないさまざまなフィールドで展開されている。この授業では、それらのフィールドの数種類を短い時間で直接体験してもらうことで、フィールド・サイエンスに興味・関心を持ってもらいたい。 |
到達目標 |
1)グループ内でのディスカッションや共同作業を通して、自分の考えを適切に発表する方法を考える。 2)自分でフィールドを訪れ、自ら情報を収集して、それをとりまとめる方法を考える。 3)各フィールド(研究分野)における、研究手法・スキルの違いを理解する。 |
授業計画 |
1)プログラム選択の方法 AとBの2つのタイプから、2プログラムずつ選択し、合計で4プログラムを履修する(2単位)。 ・Aタイプ:日帰り圏でのフィールド体験プログラムで、受講学生と引率教員がバスに乗車して施設等に行くタイプ ・Bタイプ 自主的にフィールド体験をするプログラムで、教員による事前ガイダンス後、札幌市内または近郊にある施設に学生各自で見学に行き、後日レポートを提出するタイプ 2)プログラムの詳細 ●Aタイプ (前A-1)室蘭臨海実験所(海藻採集と標本作製) (前A-2)ニセコ(イワオヌプリの火山植生と神仙沼湿原の巡検) (前A-3)有珠山と洞爺湖(有珠山麓の遺跡見学と洞爺湖の湖水観測) (前A-4)二風谷アイヌ文化博物館(講話、木彫り、刺繍体験) (前A-5)余市果樹園(リンゴ収穫) (前A-6)生物生産研究農場(稲刈りと家畜観察) (前A-7)千歳さけ・ますふ化場(さけ・ますふ化場とさけのふる里館の見学) --------------------------------- ●Bタイプ (前B-1)豊平川さけ科学館の見学 (前B-2)総合博物館、植物園博物館、モデルバーンを見学コース (前B-3)北海道開拓(農業)を学ぶコース (前B-4)都心部で見学できるアイヌ文化めぐりコース (前B-5)北海道埋蔵文化財センター・北海道開拓記念館見学 (前B-6)札幌市内の森林を巡って |
準備学習(予習・復習)等の内容と分量 |
講義指定図書の関連する部分および下記ホームページなどを用いて予習し、講義終了後に配布資料などを用いて復習し、授業の目標および達成目標について1時間程度、準備学習することが望ましい。 |
成績評価の基準と方法 |
成績評価の基準と方法 Aタイプは、フィールド参加の積極性やレポートなどで評価する。 Bタイプは、レポートによって評価する。 Aタイプ2プログラム、Bタイプ2プログラムの評価を総合して、成績を出す。
平成20年度の成績分布 秀:10%、優:37%、良:40%、可:7%、不可:6% 平成19年度の成績分布 秀:6%、優:55%、良:22%、可:5%、不可:12% 平成18年度の成績分布 秀:14%、優:20%、良:30%、可:6%、不可:30% |
テキスト・教科書 |
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講義指定図書 |
北大・未知へのAmbition II / 北海道大学編 : 北海道大学図書刊行会, 2005, ISBN:ISBN4-8329-0332-2 フィールド科学への招待 / 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター編 : 三共出版, 2006, ISBN:ISBN4-7872-0520-4 |
参照ホームページ |
北方生物圏フィールド科学センター:http://www.hokudai.ac.jp/fsc/
大学院文学研究科:http://www.hokudai.ac.jp/letters/
大学院環境科学院:http://www.ees.hokudai.ac.jp/
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備考 |
Aタイプ各プログラムの定員を20名程度とする。 |
更新日時 |
2009/01/28 16:55:46 |