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北海道大学シラバス |
科目名[英文名] |
社会の認識
Perceptions of Society |
講義題目 |
戦後ヨーロッパの政治と社会
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責任教員[ローマ字表記](所属) |
板橋 拓己[Takumi ITABASHI](法学研究科・法学部) |
担当教員[ローマ字表記](所属) |
板橋 拓己[Takumi ITABASHI](法学研究科・法学部) |
科目種別 |
全学教育科目(主題別科目) |
他学部履修等の可否 |
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開講年度 |
2009 |
開講学期 |
1学期 |
時間割番号 |
000051 |
授業形態 |
講義 |
単位数 |
2 |
対象年次 |
1~
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対象学科・クラス |
基礎1-52組 |
補足事項 |
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キーワード検索 |
ヨーロッパ、EU、欧州連合、ヨーロッパ統合、戦後 |
授業の目標 |
本授業は、現代世界において重要性を増しつつあるヨーロッパ連合(EU)、およびヨーロッパ諸国の政治・経済・社会を、歴史的視座から検討する。ヨーロッパ政治の歴史は、「政治的実験の宝庫」であり、かつ「実験報告の図書館」(田口晃)でもある。とりわけ第二次世界大戦後のヨーロッパは、「戦後」という重荷を抱えつつ、各国で実に多様な政治文化を育むとともに、ヨーロッパ統合という未曾有のプロジェクトを進めてきた。かかる性格を持つ戦後ヨーロッパ政治の歴史を辿ることによって、日本という一国的な視点のみにとらわれない、政治の豊かな可能性を示していきたい。 |
到達目標 |
①ヨーロッパ諸国の政治・社会の多様性とその意義を理解する ②ヨーロッパ連合(EU)の歴史的背景を理解する
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授業計画 |
講義の大まかな流れは以下の通り。(各テーマで1〜2回) 1.導入:現代ヨーロッパの世界的・歴史的位置 2.戦争の遺産 3.冷戦とヨーロッパの分断 4.復興と繁栄 5.文化変容 6.景気停滞と政治の転換 7.冷戦の終焉とヨーロッパ 8.冷戦後の世界とヨーロッパ
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準備学習(予習・復習)等の内容と分量 |
受講にあたって予習は必要ないが、学期中に1回、読書レポート(詳細は講義中に指示する)を提出してもらう。
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成績評価の基準と方法 |
読書レポートと学期末試験による。 |
テキスト・教科書 |
ヨーロッパ統合史 / 遠藤乾(編) : 名古屋大学出版会, 2008, ISBN:9784815805838 ヨーロッパ政治史―冷戦からEUへ / 田口晃 : 放送大学教育振興会, 2001, ISBN:4595534809 原典ヨーロッパ統合史―史料と解説 / 遠藤乾(編) : 名古屋大学出版会, 2008, ISBN:9784815806019 |
講義指定図書 |
ヨーロッパ戦後史(上) 1945-1971 / トニー・ジャット著、森本醇訳 : みすず書房, 2008, ISBN:9784622073413 ヨーロッパ戦後史(下) 1971-2005 / トニー・ジャット著、浅沼澄訳 : みすず書房, 2008, ISBN:9784622073420 ヨーロッパのデモクラシー / 網谷龍介・伊藤武・成廣孝(編) : ナカニシヤ出版, 2009 EU諸国(国際情勢ベーシックシリーズ) / 小川有美(編) : 自由国民社, 1999, ISBN:4426138000 ヨーロッパ政治ハンドブック / 馬場康雄・平島健司(編) : 東京大学出版会, 2000, ISBN:4130322036 新訂 ヨーロッパ政治史 / 平島健司・飯田芳弘 : 放送大学教育振興会, 2005, ISBN:4595305192 |
参照ホームページ |
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備考 |
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更新日時 |
2009/01/29 17:56:00 |
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