北海道大学シラバス
科目名[英文名]
英語Ⅰ  English I
講義題目
 
責任教員[ローマ字表記](所属)
山田 義裕[Yoshihiro YAMADA](メディア・コミュニケーション研究院) 
担当教員[ローマ字表記](所属)
山田 義裕[Yoshihiro YAMADA](メディア・コミュニケーション研究院) 
科目種別 全学教育科目(外国語科目)  他学部履修等の可否 ---- 
開講年度   2009  開講学期 1学期  時間割番号 001296 
授業形態 講義  単位数 1  対象年次 1 
対象学科・クラス 英語Ⅰ 77組  補足事項  
 
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プレゼンテーション・スキル、エッセイ・ライティングの基礎、発信型英語
授業の目標
この授業の目的は、自分の考えや感情を英語を用いて効率的・効果的に表現するエッセイライティングの基礎を身につけるとともに、自分でまとめた英文エッセイを明瞭な発音や適切なリズム・イントネーションで効果的にプレゼンテーションを行う力を養う。
到達目標
この授業の目標は以下のとおり。
1.パラグラフの構成(序・本論・結、トピック・センテンス、説明・詳述)、一貫性と結束性、パラグラフの種類(例証、比較対比、因果関係、時系列描写、指示、定義と説明、他)、接続表現の種類と用途について理解する。
2.英語の韻律的特徴、すなわち強勢(語・文)、リズム、音声変化(強形・弱形、連結・同化・脱落、縮約形)、イントネーションを理解する。
3. 英語で構成のしっかりしたオリジナルのエッセイを作成し、それを明瞭な発音や適切なリズム・イントネーションで効果的にプレゼンテーションする。
授業計画
授業は次の流れで展開する予定である。

<オリエンテーション>

<オーラル・プレゼンテーションの基礎と訓練>
・発音の基礎(強勢とリズム、母音と子音)、日本人が苦手とする母音・子音、子音連結や子音終止語について講義を行う。
・講義後は、毎回の授業で3名が英語のニュースを読み、さらにそれを利用した聴解訓練(リスニングクイズ)を行う。

<エッセイ・ライティングの基礎知識>
・文章表現の基礎、パラグラフの種類と接続表現についての講義とパラグラフ作成練習
・レトリック入門、英語の比喩(隠喩・直喩・換喩、提喩・反復法・婉曲法)について学ぶ

<エッセイ・ライティングとプレゼンテーション--実践編>
・グループ単位で英文エッセイを共同で作成する
・ハンドアウトやスライドを準備して、英語でプレゼンテーションを行う
準備学習(予習・復習)等の内容と分量
積極的かつ主体的な準備学習(予習・復習)が求められる。
準備学習への取り組み方全般については、学期初めに担当教員から説明があるほか、各回の授業で求められる準備学習の具体的内容については、学期中随時教員から指示がある。また履修者が自ら主体的に計画と目標を立て、自律的に準備学習に取り組むことも強く期待される。準備学習を十分に行わなければ、身につけるべき内容を消化できず、単位も取得できなくなる可能性があるので、真剣かつ計画的に取り組んでほしい。
成績評価の基準と方法
成績は、平常点(提出物の提出状況、授業への参加態度など)(40%)とグループ単位のエッセイ・ライティングおよびオーラルプレゼンテーション(30%)。期末レポートとしてオリジナルの英文エッセイを各自作成。(30%)
テキスト・教科書
「英語教育のニュー・フロンティア---発信型英語の基礎作りを目指して」(非売品、入手法は初回授業で) 毎回の授業で資料を配布します。
講義指定図書
参照ホームページ


備考
CALL教室の授業ではないが、授業時間以外ではインターネットを有効に活用する。
更新日時
2009/01/30 12:03:20