基本理念と教養教育の目標

北海道大学は、130年というわが国でもっとも長い伝統を持つ高等教育機関の一つです。建学以来「フロンティア精神」「国際性の涵養」「全人教育」「実学の重視」という4つの基本理念を掲げ、学問の自主、自由を培ってきました。
入学後1年次を中心に受ける「全学教育」は、大きく「教養科目(コアカリキュラム)」と「基礎科目」に分かれています。その中で「教養科目」は、以下の基本的な考え方に沿って企画・実施されています。

●北海道大学の卒業生であれば、必ず身につけておかなければならない素養
●普遍性が高く、同時に現代社会の問題と何らかの形で結びついているもの
●それぞれの学問分野の社会的・歴史的な位置づけや将来への展望を含むもの
●教師と学生、学生と学生が討論し、考察すること
●自然に学ぶこと
●社会参加をうながし、生涯学習の第一歩を踏み出させること



  Link:[基本理念について]
 
さらに、コアカリキュラム(教養教育)の目標を具体的に示す4つの指針として、「高いコミュニケーション能力」「社会・文化の多様性の理解」「創造的な思考力と建設的な批判能力」「社会的な責任と倫理の自覚」を掲げ、人類の新しい知的フロンティアを切り開く21世紀の開拓者を育てたいと考えています。
 
 
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