コアカリキュラムの構造
   
  ■□■ 教養科目(コアカリキュラム) ■□□

■主題別科目
(2005度までは分野別科目)
最良の専門家による最良の非専門教育
・思索と言語 
・歴史の視座 
・芸術と文学 
・社会の認識 
・科学・技術の世界

それぞれ単一の学問分野を基礎にした主題別講義で、担当教員の専門分野と密接に関係していますが、その授業内容は、主として、将来その分野を専攻しない学生を想定して設計されています。



■総合科目(2005年度までは複合科目)
生き生きとした学際的な学問の発展
・環境と人間 
・健康と社会 
・人間と文化 
・特別講義

学問の現場では、文系・理系を問わず、複数の専門分野が連携し融合して、知識と知恵の創造が行われています。また、現実の社会には、特定の学問分野からのアプローチだけでは解決できない問題が数多くあります。
生き生きとした学問研究の現状を分かりやすく伝え、学生の知的関心を呼び起こすために、複数の学問分野の教員が特定のテーマのもとにトピックスを提供するのがこの科目の特徴です。

■一般教育演習(フレッシュマンセミナー)
コミュニケーション能力を養う
1クラスの受講者20人程度のゼミナール形式の授業です。大学という新しい環境に親しみ、高校生活から大学生活への導入を助けるための授業で、学問を通して教師と学生、学生と学生がふれあうことがこの科目の特徴です。今では受講者総数が延べ3000人にも達する全国でも先駆的な教養ゼミの一つになっています。
 Link:[進化するコアカリキュラム 旧WEBサイト(2003)]


■共通科目
共通性の高い基礎分野
・体育学 
・情報学 
・統計学

・インターンシップ科目

■外国語科目・外国語演習
世界とのつながりを構築する
世界のグローバル化とともに、異なった文化の人々との相互理解は必須です。世界とつながり、共存していくためにも、北大では、英語はもとより、その他数多くの外国語も、いつでも学習できるようになっています。
学術研究に役立つツールとしての外国語教育も重視し、外国語文献が読めること、外国語で研究成果を発表できることも目指しています。


■□■ 基礎科目 ■□■

■文系基礎科目
人文・社会科学を学ぶための心構え
・人文科学の基礎
・社会科学の基礎

社会や人間について、いかなる視角、思考、手法をもって学ぶか、大まかな見取り図を示し、人文・社会科学を学ぶ心構え、基礎知識を獲得します。

■理系基礎科目
自然科学的なものの見方と考え方
・数学
・専門系コースの理科基礎科目および互換性科目(物理学、化学、生物学)
・準専門系コースの理科基礎科目(基礎物理学・化学・生物学・地学)
専門科目の基礎となる、数学、物理学、化学、生物学、地学の諸分野における体系的講義を通して、専門教育に必要な基礎知識と科学的発想法、思考法を養います。

■自然科学実験等
・心理学実験
・基礎自然科学実験(文系向け)
・自然科学実験

自然科学は実験にもとづいた学問であり、実験を通して自然現象に対する好奇心や現象に感動する心を養い、現代の科学技術に生かされている自然科学的思考法を磨くことを目指します。

 
 
 
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