マネージメント体制

2004年の国立大学法人化以降、総長・理事(7名)から構成される役員会の下に総長室5室が設けられ、企画・経営、教育改革、研究戦略、国際交流、施設・環境計画の企画・立案にあたっています。
 Link:[役員室から]
教育改革室は、全学教務委員会高等教育機能開発総合センター学務部と連携して、全学教育、学部専門教育、大学院教育にわたる北大の教育・学生支援・入試の改善・改革を推進しています。
高等教育機能開発総合センターでは、センター長(教育担当副学長・理事・教育改革室長)、全学教育部・全学教育委員会、3研究部(高等教育開発、生涯学習計画、入学者選抜)のトライアングルを通して、北大の教育に関わるさまざまな情報が分析・検討され、FD(Faculty Development:教員研修)、教授法・科目開発、教育評価などが効果的におこなわれています。
   
 
  高等教育機能開発総合センターは、1995年に全学教育の維持・発展のために設立され、全学教育委員会と全学教育部は、新しい北大方式=「責任部局」と「全学協力」による全学教育実施体制の要(かなめ)として有効に機能してきました。
高等教育開発研究部は、最初の5年間は学部一貫教育研究会、コアカリキュラム研究会の活動を通じて新しい全学教育の方向づけに重要な役割を果たし、次の5年間は芸術科目、STS科目、初習理科等の開発に貢献してきました。また、この10年間を通じて、全学の新任教官研修会(1995〜)、教育ワークショップ(全学FD) とTA研修会(1998〜)等のFD活動を担当し、教育評価についても、点検評価委員会、法人化後の評価室と連携して研究と提言を行ってきました。現在は基礎理科授業、教育倫理綱領、授業アンケート、授業参観によるFD等の研究を進めています。
生涯学習計画研究部入学者選抜研究部は、インターンシップ、キャリア教育の推進、高大連携授業の研究等によって全学教育の充実に貢献しています。
2006年度新教育課程と単位の実質化の取組みの成果の検証では、教育改革室、全学教育委員会、高等教育開発研究部が連携して、学生・教員アンケート等による学生の履修動向・学修状況の調査に基づき、迅速に2007年度以降の改善策を策定することができました。
 
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